2011年2月26日土曜日

Ubuntu で Opera 11.50 を試す

Opera新HTML5パーサ「ラグナロク」導入 - 99.9%のHTML5互換率
Ragnarök — viking browser with HTML5 parser!

Operaが「文法?なにそれ美味しいの?」とかいうWebクリエイターの為に、誤った文法もそれなりに解釈できるパーサ「ラグナロク」を実装したよ、というお話。

HTMLパーサっていうのは、HTML文書をプログラムが楽に扱えるような構造に変換し、それをメモリ上に展開(変数に格納)するもので、
DOMはHTMLやXML等の文書を参照・操作するためのインターフェースのこと。

そして上の記事で出てくる「DOMツリー」が、HTMLパーサがHTML文書から構築した「楽に扱えるようにするための構造(DOMで扱える構造)」。木構造になっているからツリー。


試すには、以下のページからLinux (32|64)-bitをダウンロード。
Index of /labs/ragnarok/Linux-FreeBSD

ダウンロードしたらファイルマネージャを開き、ダウンロードしたアーカイブを「ここに展開」。



内容が展開され、作成されたディレクトリ内に "opera" というファイルがあるので「実行する」。



ライセンスが表示されるので、「同意します」。



あとは普通に使える。
メニュー->ヘルプ->Operaについての「パス」を見てもらえばわかるとおり、設定等は展開されたファイル群に記録されているので、既存のOperaの設定を上書きすることはない。



ちなみに搭載されているレンタリングエンジンの「Presto」は、Opera 11.10 Alpha の方がバージョンが上で、レンタリング速度も上。
Opera 11.50-24581のレンタリング処理はまだ最適化されていないらしく、最適化された後のパフォーマンスは11.10を上回ると思われるそうな。

で、どちらが正式にリリースされるバージョンになるのさ。

Installing a second copy of Opera under Gnome

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