2011年5月28日土曜日

ウイルス罪法案

ウイルス罪法案、バグ放置が提供罪に該当する事態は「ある」と法務省見解

ソフトウェアが「ユーザーの期待に反する」動作であれば、例え開発者にとっても意図しないものであっても「ウイルス罪」とやらが適用されるようです。

そもそもウイルス(Virii)って、コンピューターを破壊し尚他のコンピューターに感染するという動作を行うマルウェアのことなんだけど、ウェブページやウェブサイトをホームページと呼ぶかのごとく「悪意のあるソフトウェア」を「ウイルス」で統一するとか・・・。

開けてないお菓子の箱に対して、中身のお菓子も含めて「箱」と言っているようなもんだろ。
ウイルスの「箱」はマルウェアなんだから、「悪意のあるソフトウェア」を取り締まりたいんなら、マルウェア罪とでもすべきだろう。

自由と共有によって発展してきたコンピューター文化が、そんな中身の意味も知らない権威主義者とかいう人間マルウェア共に破壊されようとしているんだ。

コンピューター文化に生きる人々は、エゴの塊であるこの法案(と権威主義者)をボイコットし続けるべきなんだろう。

さもないと、フリーソフトウェア(自由なソフトウェア)や自由なライセンス(X11 License等)が危険視されかねない。

ソフトウェア文化に関する読み物

フリーソフトウェアであるLinuxは大半の携帯電話やテレビ等に組み込まれているプログラム。
そしてそのLinuxは「バザール方式」というオープンな(誰でも参加してソースコードを編集できる「人の目の数」を利用した)開発方式で、バグなんて日常茶飯事。

てか、セキュリティが問題ならWindows使用罪でも新設してGNU/LinuxやMac OS Xに移行するように促せばかなり改善されるんじゃないかな。

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